【導入】

みずきとあなたは同郷の幼馴染みです。

この春、みずきは進学するにあたって、あなたの住んでいる街へと引っ越すことになりました。

諸々の安全性や物件探しの手間を考慮し、きずきはあなたと同じマンションへと入居することに決めます。彼女は、久々の再会と、楽しいご近所付き合いの始まりへ、（あまり大きくない胸を）期待に膨らませていました。

しかし、引っ越し当日になって、不動産屋の手違いによって、先の住人がまだ退去していないことが判明します。

途方にくれているみずきを見かねて、あなたは住人が退去するまでの間、自宅内の空いている一室を提供することにしました。

あなたへの感謝の気持ちからか、家事は何でも任せなさい！と息巻くみずきでしたが、料理こそまずまずではあるものの、ものぐさな性格が災いして、失敗も決して少なくはありません。

日々の面倒毎が増えたような気もしますが、快活なみずきとの生活は、あなたの日々をきっと楽しくさせてくれるでしょう。

【台詞】

「海藤みずき、18才！　春から大学生よ！」

「今日も一日お疲れ様！　ちゃんと仕事してるみたいで安心したわ」

「あ、さては、何かやらかしたなー？　この世の終わりー！　みたいな顔してるんだもの、判るわよ」

【呼称】

私/あんた

【導入】

さゆりとあなたは、まだ出会ったばかりの友人同士です。

ホラー関連のイベントで出会ったことをきっかけに、よく連絡を取り合うようになり、明確に付き合っているという訳ではありませんが、気がつけば彼女の自宅に招かれるような仲へと発展していました。

さゆりは、常に甲斐甲斐しく、衣食住に至る全ての世話をやいてくれます。

至れり尽くせりの心地よさに、あなたはいつも彼女の部屋に長居をしてしまいます。

それでも、一抹の罪悪感と道徳心から、思い立って自宅に帰ろうとするのですが、さゆりはいつも寂しげな表情を浮かべて、あなたを引き留めてきます。

そんな彼女の表情を見てしまうと、あなたはついついさゆりとの時間を選んでしまうことが多くなり、いつしか、あなたは自宅に帰ることをやめるようになりました。

そんな何とも言い難い関係のまま、あなたとさゆりとの、なし崩し的な同棲生活が始まろうとしています。

【台詞】

「鶴川さゆりです。自宅でハンドメイド雑貨を作るおしごとをしています」

「あ……ここ、痣になってるわ　一体どうしたの？　ぶつけちゃった？」

「私がぜーんぶあなたのこと管理してあげる　だから、あなたはちゃんと私の言うことを聞かなきゃダメよ？」

【呼称】

私/あなた