延山 光はあなたの階下の住人でもあり、友人です。

光との出会いは、あなたが酔い潰れていた彼を介抱したことがきっかけです。

ある日、彼は会社の飲み会ですっかり飲み過ぎてしまい、帰るべきフロアを間違え、あなたの部屋の前で力尽きてしまいました。帰宅したあなたは、扉の前で眠っている見知らぬ男性――光の姿に驚きますが、

そのまま放っておくこともできず、致し方なく彼を介抱することにしました。

後日、光は先日のお礼に……と、あなたに手厚いお礼を手渡してきます。彼の手厚すぎる手土産に対し、申し訳なさを感じたあなたも、ついお礼返しをしてしまい、更に光がお礼を……と、交流を重ねるうち、あなたと彼はすっかり意気投合します。

交流を重ねるうちに、いつしか、あなたと彼は、互いの部屋を気軽に行き来するようになり、まるで家族のように気の置けない関係となっていきました。

光の話によると、彼は就職を機に引っ越してきたため、こちらに友人がほとんど居ないことがわかります。

そのため、あなたと過ごす時間は、彼にとって非常に楽しい時間であるようです。

あなた自身としては、この気楽すぎる関係に少し罪悪感を覚えています。しかし、人の言うことを鵜呑みにしてしまう光の純粋さが放っておけず、ついつい彼の面倒をみてしまうのでした。

互いに同じ住居ということもあり、あなたと光はとても気軽な関係です。しかし、だんだんと二人の関係に新しい感情が芽生えつつあるようです。

【セリフ】

「延山 光、あんたの部屋の真下に住んでるしがない会社員だ！挨拶なんて今更過ぎるけど、これからも末永くよろしくな！」

「それに、あんたがいるって思ったら、早く帰りたいって思って、　仕事もめちゃくちゃ集中できるしさ」

「おーっす、お帰りー！　一緒に飯食おうぜ！　今日は俺が作っといたから、洗い物はあんたの係な！」

【呼称】

俺/あんた

三久保 弘はあなたの従兄弟です。

彼が幼い頃からよく遊んでいたこともあり、弘はあなたにとてもよく懐いていました。

しかし、ここ数年は、両親の海外赴任のために日本から離れていたこともあり、ほとんど顔を合わせることがありませんでした。

そんな中、弘が名門の私立中学への進学を機に、日本に帰国することが決まります。

帰国にあたって、当初は、別の親戚宅に預けられるということで話が進んでいました。

しかし、弘は、いとこである、あなたの自宅からの通学を強く希望します。

あなたを含め、周囲の大人は、弘の主張に非常に驚きました。しかし、最終的に、普段は大人しい彼が珍しく意思表示をしたこともあり、彼の意向を尊重することに決めます。

しかし、いざ、あなたの前に現れた弘は、記憶の中よりもずっと成長していて、まるで知らない少年のようです。更に弘は、自分のわがままに後ろめたさを感じてなのか、あなたに対して、とても遠慮がちに接してくるのでした。

予想外にもぎこちなく始まった共同生活ですが、共に時間を過ごすうちに、少しずつお互いの距離が縮まってくるかもしれません。

【台詞】

「三久保 弘、中学二年生です。こ、これから…姉さんのお世話になります。よろしくお願いします」

「何か気になることがあったら、すぐに言ってください。き、気をつけますから……！」

「おかえりなさい！　あの、ご飯つくってみたんです。おいしければいいんですけど……」

【呼称】

僕/姉さん、あなた