婚活パーティで出会う。あなたは、不思議な魅力を持ったハイスペックな真琴にほぼひとめぼれ。何から何までスマートでカッコイイ、Ｓっ気のある対応にどんどん引き込まれる。

あなたはもちろん、真琴からの同棲のお誘いにもすぐに頷いていた。

真琴はあなたと一緒に暮らし接するうちに、なんだかんだタフなあなたに「ここまでするのに逃げ出さず生きているだけで褒めてやる」とのお褒めの言葉を与え、

めずらしく自分もあなたに惹かれていることを自覚する。

【セリフ】

「ふっ、なんだよその態度。お前の部屋だろ？　ふつう逆。緊張するのは、お前の家で同棲することになった、俺のほうだから」

「分かるよ、お前の反応見てれば言わなくても。」

「どこにって、この前約束しただろ。お前の好きそうな店に連れてってやるって」

両親の希望する大学に見事推薦で合格した荘太郎は、遠縁にあたるあなたの家に下宿することになった。

数年ぶりに会い、お互いの成長にドキリとする。

あなたは、「お姉さん」と慕ってくれていた荘太郎がこんなに大きくしっかりしていることにびっくり。

子どものころはいつも、泣き顔を我慢しているような子だった。そんな荘太郎が、自分に甘えて笑顔になるのが嬉しかった。

荘太郎は入学する大学の「入学前教育プログラム」を受けており、ほぼ毎日のように大学へ通い課題もかなりの量をこなしている。プラス自己勉強も。

荘太郎にとってはあなただけは癒しであり安らげる場所となっていき、ブラザーコンプレックスや両親の抑圧についても吐露できるようになっていく。

あなたは荘太郎の心が開いていくたびに、異性として意識していくようになる。

【セリフ】

「こちらの大学へ入学を機に、親元を離れ貴女の家へ居候させてもらうことになりましたが、実家を離れたからといって怠けることなく一層勉学に励み」

「そういえばすごくいい匂いがして……シチューですか？　……はい、好きです」

「はあ……会えて良かった。今日は買い物にとことん付き合いますから、荷物持ちでもなんでも命じてくださいね」